基礎知識を押さえて周りにも説明できるようにしよう!
色々な所でCADを使っているから、自分たちの所も導入を検討しているが、正直どういうものか分からないという人もいるのではないでしょうか。CADは、コンピュータ設計支援ソフトのことで、建築の場面以外でも様々な業界で活躍しています。家電製品製作や電子回路の設計、さらには上下水道の配管図面制作にも用いられます。
CADにもタイプがあり、建築や電子等の分野に特化されたものを専用CAD、自分で数値等を設定でき幅広く使えるものを汎用CADといいます。さらに二次元・三次元タイプに分かれており、シーンによって使い分けも可能です。CADはPCにインストールするタイプがほとんどでしたが、今はクラウドサービスでインストール不要なものも増えています。自分たちの現場の状況を鑑みて、適したものを選びましょう。
変化を続ける最新のCADとは!
このようにシーンに応じて様々なタイプから選べるように進化を遂げたCADですが、その進化が止まることはないようです。まずは、PCだけでなくタブレット等のモバイル機器に対応するCADの存在があります。今までのCADはクライアント等に図面を見せる時、PCの画面を見せなくてはならないという不便がありました。タブレット対応になることで大画面で見せることができますし、気になる所があれば直感的な操作で確認できます。
さらに、これまでのマウスでの製図だけでなくペンタブでの製図が可能になる等、設計者にとって便利なCADも次々と発表されています。今後もさらに利便性を高めるため、製図をある程度自動化したりビッグデータとの連携ができたりする時代の要請に応じたCADの開発が進んでいるようです。
水道CADは配管や記号を配置するだけですので作図作業が早いです。いろいろな規格にも対応しているため世界中の顧客に対応できるのです。